洗い出し仕上げとは、種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、それを洗い出して、自然な風合いを再現しようとするもの。混入する種石の大きさや種類によって多彩なテクスチュアを得ることができるとともに、プリミティブな質感と肌合いが表現できる。さまざまな建築物に幅広い用途が見いだせる仕上げです。
コンクリートにジャンカやピンホールが発生した場合、下地処理を行い左官補修後、ベース色を塗って、3色の塗料を使ってコンクリート打ち放しに見えるように模様をつける工法です。
漆喰壁には、仕上げのバリエーションがいろいろあるのも魅力の一つです。
漆喰は、もともとは防火性の高さや明光性が評価され「お城や武家屋敷の壁」に使われてきたと言われています。
現代では、優れた調湿機能などが着目され室内壁として世間一般的に広く使用される壁材となっています。
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)です。昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。近年は、その高い調湿効果により、建材として注目されています。
左官工事のひとつで、床をコテで押さえて仕上げる作業です。